その答えを書いていた本があるので引用してみる。
以下井沢元彦「逆説の日本史(５)」より引用。
「源頼朝は日本歴史始まって以来の『超バカヅキ男』だったからである。
頼朝は流罪人であった。いや、それどころか本来は平治の乱で『戦犯』として
処刑されるところであった。ところが清盛の義母のおかげで助かった。
命が助かったことですら奇蹟的なのに、伊豆に流されたことで関東武士の
生き様をみっちり学ぶことができた。更に北条政子という伴侶にめぐりあい、
北条一族を見方に出来たのも伊豆に流されたからこそだ。
そして軍事の天才義経が現れ、完全に討伐するのが難しいとされていた
平家をあっさりと片付けてくれた。その義経も奥州藤原と結びついたら
鎌倉軍も苦戦したはずだが、泰衡があっさりと殺してくれた。
そのために奥州討伐も何の苦労もなかった。
天下は元『流罪人』頼朝の下に統一された。まさにバカヅキである。」
なるほどねー。じゃあ方向似てるし頼朝にあやかって鎌倉に寄ってみますか。
