gameshop-akiの旅写真日記

2018年まで作予想日記として運用していましたが、2019年からは旅の写真を適宜載せて行くことにしました。

新線の開通。

てなわけでつくばエクスプレスの開通です。
実際に乗るのは来週なんで、乗った感想については
まだ書きませんが、2点ほど。
ひとつ。早いよ。さっき山手線内で分譲マンションの広告を
見たわけなんだが、秋葉原から三郷中央まで20分!?
山手線で池袋までと同じくらいじゃん。ついでに
池袋か巣鴨で乗り換えたとして、
守谷≒成増≒石神井公園≒志村3丁目、
つくば≒志木≒東久留米≒西高島平なのね。
板橋区なのに茨城県と一緒!?なんか逆に板橋区がすっごく
田舎に思えてきた(爆)
ふたつめ。こんな新線なのに直流区間と交流区間があって、
その境目にデッドセクションがあるってこと。

●交流・直流とデッドセクションに関する解説
鉄道はモーターを使っている為、+と−の電流が区別されている
直流の電流を流さなければなりません。
+と−が逆の電流を流すと、モーターは逆方向へ回るでしょ。
両方向に動かすためには直流でなければならないの。
ところが発電所からくる電流(=家庭のコンセント)は+と−が
無い(正確には50or60Hzの周期で変わる)交流電流。
元電源からモーターまでに、交流から直流に変換をしなければ
ならないわけなんだが、現行の鉄道だと、
交流区間(架線を流れるのは交流、車両内で直流に変換)か
直流区間(架線を流れるのは直流、変電所で直流に変換)の
2通りの方式があります。車両1個1個に変換機をつけるコストを
考慮し、、山手線や東海道線などの区間では直流が一般的で
常磐線だと取手より先、東北線だと黒磯より先、あと九州が交流。
仙石線富山港線筑肥線など例外もあり)あ、新幹線も全交流。
車両はそれぞれ専用の「直流用車両」「交流用車両」が走っているが
常磐線など両方の区間を跨いで走る車両は、「交直流両用車両」が
走ってる。
そして、直流と交流区間の境目にはデッドセクションと呼ばれる
死電区間があり、この区間を「交直流両用車両」が走る場合は
、交直流の切り替えの為、モーターが切れ、慣性で走るのを
強いられることになる。一昔前までの車両だと、車内灯やエアコンが
消えて、車内が真っ暗になったりしてた。

何でも茨城には地磁気の測定所があって、
その近くを通る鉄道は干渉の少ない交流じゃなきゃ行けないんだってさ。
ふーん。でもこのために余分にコストかかってそうだ。