お寺にお墓参り行ったら前売り券が付いて来たので
見てきた。曹洞宗の創始者・道元の生涯を描いた作品。「禅−ZEN」
てか僕と同じ動機の人が多かったらしく００７よりも少年メリケンサックよりも
人入ってたんですけど。全般的に真面目な雰囲気な布教ムービーなんで
そのあたりに文句はないですけど。
とりあえず突っ込むところとしては中国語がなんか気になるという感じか。
宋での道元の師匠役が西村雅彦なんだけどコメディのできる俳優がチャイ語を
しゃべるとタモリの芸にしか見えなくてなんか可笑しくなって映画どころじゃ
なくなるのね。あと終盤で死ぬ時に宋から来た僧(←ダジャレじゃないよ)
にチャイ語で遺言を言うんだけど劇中の一同＆観客みんな「日本語でおｋ」と
思ったのではないでしょうか。
もうひとつ家でＤＶＤで見ました。「運命じゃない人」内田けんじ監督。
「アフタースクール」の監督が撮った第1作。うん。すごくよく出来てます。
ひとつの夜の出来事の流れを複数の視点から見せたしかけの映画。
「バンテージポイント」みたいに何度も足踏みさせられる感じはしなく
うまくまとまっていた感じでした。アフタースクールを見た人なら
オススメなんではないかと。
